日本無線 NSR−515 送信機 修理記録
スイ−プSGが必要なのであり、期間も掛かりすぎた為に、返却
平成14年6月20日到着  平成14年10月18日返却

  1. SSBは歪んだ様なガサガサとした音質になります。
    またピークではクリップした感じの音がします。
    中古で入手していますので、元来がそうなのか
    トラブっているのかは解りません。
    昔のYAESU FT−101を悪くしたようでしょうか?

  2. 原因
    第1局部発信器が300H位高くなり、高域が出ない状態
    水晶フイルタ−の水晶が動き、帯域内に凹凸がみられる
    これを修正するには、スイ−プSGが必要なのであり、期間も掛かりすぎた為に、返却
  3. 修理状況
    FET全部交換
    RF/MIX/IF段感度調整
    10MHZ基準発振回路調整
    PBT回路調整df回路調整
    第2局発振回路調整
    Sメ−タ調整
    基板半田補正

     
  4. 使用部品
    FET          5個
    C−MOS−IC     2個
    TTL−IC       8個

  5. 修理費     通常修理
6. カウンターもJJYで校正する。
7. 第1局部発信器 8700.000=CW校正
8. 第1局部発信器 8698.500=LSB校正
9. 第1局部発信器 8701.500=USB校正
10. 第1局部発信器 8700.085=RTTY SPACE校正
10. 第1局部発信器 8699.915=RTTY MARK校正
12. LOCAL Xtalの調整 1.9MHZ
13. LOCAL Xtalの調整 3.5MHZ
14. LOCAL Xtalの調整 7MHZ
12. LOCAL Xtalの調整 10MHZ
12. LOCAL Xtalの調整 14MHZ
12. LOCAL Xtalの調整 24MHZ
12. LOCAL Xtalの調整 21MHZ
12. LOCAL Xtalの調整 28MHZ
12. LOCAL Xtalの調整 29MHZ
15. 出力測定 1.9MHZ
15. 出力測定 7MHZ
15. 出力測定 14MHZ
15. 出力測定 29MHZ
回路図付きマニアルがあるので、修理は楽です。
                         nsd515-k
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