| HMA−9500mkU. 67台目修理記録 | 
| 2019/3/8到着 2019/4/12完成 | 
| 注意 このAMPはアースラインが浮いています。 AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。 RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。 又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照  | 
    
A. 修理前の状況
 B. 原因 
 C. 修理状況 
 
 F. 修理費 100,000円 オーバーホール修理。 Y. ユーザー宅の設置状況 S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)  | 
    
| A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る。  | 
    
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| A12. 点検中 前右から見る | 
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| A13. 点検中 後から見る | 
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| A14. 点検中 後左から見る | 
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| A15. 点検中 上から見る。 | 
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| A16. 点検中 右側放熱器フイン。 鳴き防止ゴムが挿入されている。 | 
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| A17. 点検中 左側放熱器フイン。 鳴き防止ゴムが挿入されている。 | 
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| A21. 点検中 下前から見る | 
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| A22. 点検中 下前左から見る | 
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| A23. 点検中 下後から見る | 
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| A24. 点検中 下後右から見る | 
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| A31. 点検中 下から見る。 | 
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| A32. 点検中 左右終段FET(電界効果トランジスター)カバー裏。 鉛テープが貼られている。 | 
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| A33. 点検中 下蓋裏。 鉛テープが貼られている。 | 
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| A41. 点検中 下蓋を取り、下から見る | 
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| A42. 点検中 電源トランスの詰め物を見る。 変色、ヒビ割れも無。 | 
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| A43. 点検中 R側ドライブ基板の電解コンデンサー類、頭のビニールの剥けは少ない! | 
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| A44. 点検中 L側ドライブ基板の電解コンデンサー類、頭のビニールの剥けは少ない! | 
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| A45. 点検中 λフイルムコンデンサーカバー。 鉛テープが貼られている。 | 
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| A46. 点検中 電源コード接続端子板。 | 
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| A51. 点検中 電解コンデンサー外観比較、100μ/100V | 
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| A52. 点検中 電解コンデンサー外観比較、220μ/100V | 
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| C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C11. 修理前 R側ドライブ基板  | 
    
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| C12. 修理後 R側ドライブ基板 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換。  | 
    
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| C13. 修理前 R側ドライブ基板裏 | 
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| C14. 修理中 R側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 | 
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| C15. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 | 
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| C16. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 | 
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| C17. 修理(清掃)中 R側放熱器裏の埃。 意外にも少ない。 | 
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| C21. 修理前 L側ドライブ基板 | 
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| C22. 修理後 L側ドライブ基板 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換。  | 
    
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| C23. 修理前 L側ドライブ基板裏 | 
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| C24. 修理中 L側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 | 
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| C242. 修理中 L側ドライブ基板裏 後付の部品が抜けた! | 
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| C243. 修理中 L側ドライブ基板裏 後付の線、もう少し半田が欲しい。 | 
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| C25. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 | 
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| C25. 完成L側ドライブ基板裏 洗浄後、さらに防湿材を塗る。 | 
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| C26. 修理(清掃)中 L側放熱器裏の埃。 意外にも少ない。 | 
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| C31. 修理前 R側終段FET(電界効果トランジスター) | 
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| C32. 修理中 R側終段FET(電界効果トランジスター)、取り付けよう絶縁マイカー 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、 2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。  | 
    
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| C33. 修理後 R側終段FET(電界効果トランジスター) | 
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| C34. 修理前 L側終段FET(電界効果トランジスター) | 
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| C35. 修理中 L側終段FET(電界効果トランジスター)、取り付けよう絶縁マイカー 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、 2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。  | 
    
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| C36. 修理後 L側終段FET(電界効果トランジスター) | 
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| C41. 修理前 RLモジュール。 | 
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| C42. 修理前 RLモジュール裏。 | 
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| C43. 修理中 専用機でRLモジュール1検査・修理中。 | 
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| C44. 修理後 専用機でRLモジュール2検査・修理中。 | 
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| C45. 修理中 破れたλフイルムコンデンサー絶縁被覆。 | 
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| C45. 修理中 破れたλフイルムコンデンサー絶縁被覆。 熱収縮チューブで保護する。 | 
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| C51. 修理前 電源基板。 | 
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| C52. 修理中 電源基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。 | 
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| C53. 修理後 電源基板。 接着剤で付けられていた電解コンデンサー。こちらを犠牲にしてλコンデンサーを取る。 | 
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| C53. 修理後 電源基板。 接着剤で付けられていたλコンデンサー。 | 
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| C54. 修理後 電源基板 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個、整流ダイオード10個交換。 輪ゴムは両面接着テープが硬化するまで固定する。  | 
    
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| C55. 修理前 電源基板裏 | 
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| C56. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする。 | 
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| C57. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る | 
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| C58. 修理中 絶縁シート。 | 
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| C65. 修理前 入力RCA端子基板 | 
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| C66. 修理前 入力RCA端子基板裏 | 
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| C67. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏  半田を全部やり直す フイルムコンデンサー2個増設  | 
    
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| C68. 完成RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る。 | 
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| C69. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。 | 
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| C6A. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。 | 
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| C6B. 修理中 RCA端子基板の切り換えSW分解。端子を洗浄する。 | 
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| C6C. 修理後 RCA端子基板の切り換えSW分解。使用するのは端(外側)の1回路のみ、内側の綺麗な接触子と交換して組む。 | 
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| C71. 修理前 R−SP端子 | 
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| C72. 修理(交換)後 R−SP端子。1個交換。 | 
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| CA1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線 | 
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| CA2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる | 
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| CA3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線 | 
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| CA4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる | 
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| CA5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線 | 
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| CA6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる | 
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| CA7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板 | 
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| CA8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる | 
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| CC1. 交換した部品 | 
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| CD1. 修理前 下から見る | 
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| CD2. 修理後 下から見る | 
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| E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E0. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。  | 
    
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| E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00362%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0040%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。  | 
    
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| E2. 100Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00386%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00412%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。  | 
    
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| E3. 500Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00544歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00584%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| E4. 1kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00543%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00588%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| E5. 5kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0155%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0173%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。  | 
    
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| E6. 10kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0168%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0188%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。  | 
    
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| E7. 50kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00893%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00914%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。  | 
    
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| E8. 100kHz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0173%歪み。 L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0171%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 このAMPの特色で、全く落ちない!  | 
    
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| E9. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 | 
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| EA. 完成 24時間エージング。 左は Accuphase C−200X PriAmp 3台目 | 
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| Y. ユーザー宅の設置状況 Y1. 設置状況、 正面から見る。  | 
    
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