ACCUPHASE P−260.3台目修理記
黄色テープは識別用。C−200L.2台目ユーザー。同時修理P−260.2台目。2026/8/11.到着    /.完成 
A. 修理前の状況
  • 以前、アキュフェーズのプリアンプC−200L.2台目のオーバーホールをした者です。
    その後、快調に作動しており感謝しております。
    このたび使用中のアキュフェーズのパワーアンプP-260が不調になり、右チャンネルからの出音が出たり出なかったりに悩まされています。
    そこでC-200L同様のオーバーホールを依頼したいのですが、お引き受けいただけますでしょうか?
    何卒宜しくお願い致します。

B. 原因
  • 各部経年劣化。
    オーバホール修理依頼。
C. 修理状況
  • 初段FET(電界トランジスター)交換。
    RLバイアス/バランスVR交換。
    大型を除く、電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサー使用)
    ATT_VR、選択SW清掃。
    配線手直し・補強、半田補正。
    メーターランプ交換。
    終段TR(トランジスター)のマイカーをテフロンシートに交換右側、左側。
    1部フイルムコンデンサー交換追加。
    1部セラミックコンデンサー追加。

D. 使用部品
  • 初段FET                   個。
    バイアス/バランス半固定VR      個。
    電解コンデンサー             個 。
    セラミックコンデンサー          個。
    フイルムコンデンサー           個。
    3Pインレット FURUTECH製FURUTECH FI-10(G) ロジウムメッキ。
    メーターランプ                4個。


E. 調整・測定

F. 修理費     0,000円    オ−バ−ホ−ル修理。

S. ACCUPHASE P−260 仕様(カタログ・マニアルより)

A. 修理前の状況
A01. 点検中 梱包の様子。 開封した所。
A02. 点検中 梱包の様子。 下の押さえ。
A11. 点検中 前から見る。
A12. 点検中 前右から見る。
A13. 点検中 後から見る。
A14. 点検中 後左から見る。
A21. 点検中 上から見る。
A22. 点検中 上下蓋を取り、上から見る。
A23. 点検中 上下蓋・シールドを取り、上から見る。
A31. 点検中 下前から見る。
A32. 点検中 下前左から見る。
A33. 点検中 下後から見る。
A34. 点検中 下後右から見る。
A41. 点検中 下から見る。
A42. 点検中 上下蓋を取り、下から見る。
A43. 点検中 ブロック電解コンデンサー下見る。
A51. 点検中 電源ソケット。
A52. 点検中 電源ソケットを、3Pインレットに交換可能。 FURUTECH FI-10(G) 金メッキ使用。
A61. 点検中 入力RCA端子。
A62. 点検中 入力RCA端子。 テフロン絶縁型(秋月電子通商で購入の台湾製)と交換可能。
A63. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A64. 点検中 WBT製RCA端子。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A65. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
A71. 点検中 SP接続端子。
A72. 点検中 SP接続端子増設可能。
A81. 点検中 交換する電解コンデンサー外観、ニチコン製100μ/100V。製造中止になり、規格により他社製品も使用。
A82. 点検中 交換する電解コンデンサー外観、ニチコン製220μ/100V製造中止になり、規格により他社製品も使用。
C. 修理状況
C01. 
C11. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター)ブロック。
C12. 修理中 R側終段FET(電界トランジスター)ブロック。
C13. 修理後 R側終段FET(電界トランジスター)ブロック。
C14. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター)ブロック裏。
C15. 修理後 R側終段FET(電界トランジスター)ブロック裏。
C21. 修理前 R側ドライブ基板。
C22. 修理後 R側ドライブ基板。 初段FET、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、電解コンデンサー6個交換。
C23. 修理前 R側ドライブ基板裏。
C232. 修理前 R側ドライブ基板裏。半田不良ケ所。
C24. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏。 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C25. 完成R側ドライブ基板裏。 洗浄後、防湿材を塗る。
C31. 修理前 L側終段FET(電界トランジスター)ブロック。
C32. 修理中 L側終段FET(電界トランジスター)ブロック。
C33. 修理後 L側終段FET(電界トランジスター)ブロック。
C34. 修理前 L側終段FET(電界トランジスター)ブロック裏。
C35. 修理後 L側終段FET(電界トランジスター)ブロック裏。
C41. 修理前 L側ドライブ基板。
C42. 修理後 L側ドライブ基板。 初段FET、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、電解コンデンサー6個交換。
C43. 修理前 L側ドライブ基板裏。
C432. 修理前 L側ドライブ基板裏。半田不良ケ所。
C44. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏。 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C45. 完成L側ドライブ基板裏。 洗浄後、防湿材を塗る。
C51. 修理前 VU基板。
C52. 修理後 VU基板。 半固定VR4個、電解コンデンサー14個交換。
C53. 修理前 VU源基板裏。
C54. 修理(半田補正)後 VU基板裏。 半田を全部やり直す。フイルムコンデンサー6個追加。
C55. 完成VU基板裏。  洗浄後、防湿材を塗る。
C56. 修理前 VU基板接続コネクターラッピング。 
C57. 修理後 VU基板接続コネクターラッピング。 半田を染み込ませる。 
C61. 修理(清掃)前 R側ATT_VR。
C62. 修理(清掃)後 R側ATT_VR。
C63. 修理(清掃)前 L側ATT_VR。
C64. 修理(清掃)後 L側ATT_VR。
C71. 修理中 VUメータ・モード切替SW。接点グリスが使用されています、点検のみ。
C72. 修理中 終段バイアス切替SW。接点グリスが使用されています、点検のみ。
C80. 後パネルを取り外し、修理中。
C81. 修理(交換)前 SP接続端子。
C82. 修理中 SP接続端子。 上に取り付ける。
C83. 修理中 SP接続端子。 純正は大きな取り付け穴。
C84. 修理中 SP接続端子。 上に取り付け穴を開ける。
C85. 修理(交換)後 SP接続端子。
C86. 修理(交換)後 SP接続端子裏配線。 ラグ板を使用する。
C87. 修理前 電源ケーブル取り付け部。
C88. 修理(交換)後 電源ケーブル取り付け部。 配線の締め付けネジの関係で上下反対に取り付ける。
C91. 修理前 左=終段FET(電界トランジスター)供給電圧切り替えリレー、右=SP接続リレー。
C92. 修理(交換)後 左=終段FET(電界トランジスター)供給電圧切り替えリレー、右=SP接続リレー。
C93. 修理前 SP接続リレー配線。
C94. 修理後 SP接続リレー配線。
C95. 修理前 終段FET(電界トランジスター)供給電圧切り替えリレー配線。
C96. 修理後 終段FET(電界トランジスター)供給電圧切り替えリレー配線。
CA1. 修理前 ブロック電解コンデンサー下見る。
CA2. 修理前 ブロック電解コンデンサー下見る。
CB1. 交換した部品。
CB1. 修理前 上から見る。
CB2. 修理後 上から見る。
CB3. 修理前 下から見る。
CB4. 修理後 下から見る。
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.00388%歪み。
               L側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0031%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E2. 100Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.00392%歪み。
                L側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0033%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E3. 500Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0053歪み。
                L側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0048%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E4. 1kHz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0068%歪み。
               L側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0063%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E5. 5kHz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0192%歪み。
              L側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0190%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E6. 10kHz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0230%歪み。
                L側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0229%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E7. 20kHz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0141%歪み。
                L側SP出力電圧33V=136W出力、 0.0139%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E8. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E9. その時のVUメータ。
E11. A級動作50Hz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.00388%歪み。
                    L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0031%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. A級動作100Hz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.00392%歪み。
                     L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0033%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. A級動作500Hz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0053歪み。
                     L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0048%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. A級動作1kHz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0068%歪み。
                    L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0063%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. A級動作5kHz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0192%歪み。
                   L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0190%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. A級動作10kHz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0230%歪み。
                     L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0229%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. A級動作20kHz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0141%歪み。
                     L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0139%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E18. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E19. A級動作その時のVUメータ。
E34. A級動作、L側SP出力電圧16V=32W出力 0.02%歪み(0.1%レンジ) 400HZ
S.ACCUPHASE P−260 仕様(カタログ・マニアルより) 
連続平均出力
 (新IHF、両ch動作、20Hz〜20kHz、歪率0.01%以下)
Normal Operation
   4Ω:180W/ch. 8Ω:130W/ch. 16Ω:65W/ch
Class-A Operation
   4Ω:45W/ch.  8Ω:30W/ch.  16Ω:15W/ch
高調波歪率(両ch動作、出力0.25W〜定格出力、20Hz〜20kHz) 4Ω:0.01%以下. 8Ω:0.005%以下. 16Ω:0.005%以下
IM歪率(新IHF) 0.003%以下
周波数特性 定格出力時: 20Hz〜20000hz +0 -0.2dB
新IHF: 0.4Hz〜120000Hz +0 -3.0dB
ダンピングファクター(新IHF) 80(20Hz〜20000Hz). 120(50Hz)
入力感度/入力インピーダンス 定格出力:1.3V/50kΩ.新IHF、1W出力:0.12V/50kΩ
S/N(A-補正) 120dB(定格入力、入力ショート). 100dB(新IHF、1W出力時)
出力メーター 対数圧縮型-40dB〜+6dB及び出力直読.ピークホールド切替付き
使用半導体 33Tr、16FET、4IC、40Di、2オプトカプラー
電源 100V、117V、220V、240V/50、60Hz
消費電力 Normal Operation:  63W(無入力時).490W(8Ω負荷定格出力時)
Class-A Operation: 195W(無入力時).210W(8Ω負荷定格出力時)
外形寸法 幅445×高さ160(脚含む)×奥行390mm
重量 19.7kg
                       p260_3p
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