CounterPoint SA−12 修理
平成14年10月28日到着 11月16日返却
  • A.修理前の状況
     ハイブリッドのアンプを持っておりますが、電源を入れると同時に電源のマイナス側のヒューズが切れ片chが動きません。すでにメーカはなく、代理店も不明で修理依頼が全くできない状態です。

  • B.原因
     終段FETの断線、短絡

  • C.修理状況
     終段FET8個交換
     メインAMPのバランス、バイアス半固定VR交換
     結合コンデンサ−交換
     配線手直し、補強
     経年劣化による各部ハンダ補正
     
     
  • D.使用部品
     終段FET     8個 東芝製150W損失
     半固定VR交換
     結合コンデンサ−  6個

  • E.調整・測定

  • F.修理費  92,000円、 終段FETをモ−ルド型に交換。 オーバーホール修理。
             55,000円、 終段FET支給の場合。
  • G.ユ−ザ−の都合で返却

  • S. CounterPoint SA−12 の仕様(カタログ・マニアルより)
A1.修理前 上から見る
A2.修理前 左右で異なる抵抗
A3.修理前 死んでいるL側FET、3個が断線、1個が短絡、右も出力不足
A3.修理前 上=交換する新しい損失150WのFET、下=死んだ損失100WのFET=多分日立製品
          形状が異なるので、加工が必要です
S. CounterPoint SA−12  の仕様(カタログ・マニアルより) 
型式 ハイブリッド・ステレオパワーアンプ
実効出力 140W(4Ω)、80W(8Ω)
入力インピーダンス 47kΩ(100pF時)
全高調波歪率 1%以下(80Ω、実効出力時)
周波数特性 5Hz〜100kHz
SN比 92dB以上
ダンピングファクター 8.9(8Ω、1kHz)
利得 29dB
使用真空管 6DJ8(双三極管)x4本
消費電力 60W
外形寸法 幅480x高さ113x奥行322mm
重量 15kg
価格 ¥398,000(1980年代後半頃)
           sa-12-4
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