HMA−9500mkU. 40台目 修理記録
平成21年8月28日到着    11月5日完成 
注意 このAMPはアースラインが浮いています。
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。
    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  • オーバーホール修理。

H. 修理前点検測定
  • 安全ヒューズ抵抗が半断線、及びモジュール不良の為、測定出来ず

B. 原因
  • オーバホール修理

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換。
    初段FET(電界効果トランジスター)交換。
    RLバイアス/バランスVR交換。
    電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサー使用)。
    全ヒューズ入抵抗交換。
    電源コード交換。
    配線手直し、補強。
    モジュール修理。


D. 使用部品
  • SP接続リレー              2個。
    初段FET(電界効果トランジスター) 2個。
    バイアス/バランス半固定VR    6個。
    ヒューズ入り抵抗           30個。
    電解コンデンサー           31個。
    フイルムコンデンサー         4個。
    電源コード(支給品)。


E. 調整・測定

F. 修理費     110,000円

S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A13. 点検中 前右上から見る
A14. 点検中 右から見る
A15. 点検中 後から見る
A16. 点検中 後左上から見る
A17. 点検中 左から見る
A18. 点検中 上から見る
A21. 点検中 下から見る
A22. 点検中 下前から見る
A23. 点検中 下前右から見る
A24. 点検中 下後から見る
A25. 点検中 下後左から見る
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A27. 点検中 下蓋裏側の埃
A31. 点検中 R側基板の「頭の剥けた電解コンデンサー」。
A31. 点検中 R側基板の「頭の剥けた電解コンデンサー」。
A41. 点検中 R側FET(電界効果トランジスター)周りの埃
A41. 点検中 R側FET(電界効果トランジスター)周りの埃
A61. 点検中 R側終段電源の電解コンデンサー、液漏れは無い様子。
A62. 点検中 L側終段電源の電解コンデンサー、液漏れは無い様子。
A71. 点検中 支給品の電源ケーブル
A75. 点検中 電源ケーブル取り付け部
A81. 点検中 電源基盤下の絶縁シート、幾つかの溶解した痕跡あり。
C. 修理状況
C11. 修理前 R側ドライブ基板
C12. 修理後 R側ドライブ基板 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
                      フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C13. 修理前 R側ドライブ基板裏
C14. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C15. 修理中 R側ドライブ基板裏 不要なフラックスを落とす、 普通は掃除機で吸いながら行うので写真は撮らず。
C16. 完成R側ドライブ基板裏  洗浄後
C21. 修理前 L側ドライブ基板
C22. 修理後 L側ドライブ基板 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
                     フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C23. 修理前 L側ドライブ基板裏
C24. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C25. 修理中 L側ドライブ基板裏 不要なフラックスを落とす、 普通は掃除機で吸いながら行うので写真は撮らず。
C26. 完成L側ドライブ基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C31. 修理前 R側終段FET(電界効果トランジスター)
C32. 修理後 R側終段FET(電界効果トランジスター)
C33. 修理前 L側終段FET(電界効果トランジスター)
C34. 修理後 L側終段FET(電界効果トランジスター)
C41. 修理前 RLモジュール
C42. 修理後 RLモジュール裏。 交換TR(トランジスター)はマジックを塗って有ります
C51. 修理前 電源基盤
C52. 修理後 電源基盤 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換、輪ゴムは接着材が固まるまで使用
C53. 修理前 電源基盤裏
C54. 修理(半田補正)後 電源基盤裏 半田を全部やり直す
C55. 修理中 電源基盤裏 不要なフラックスを落とす、 普通は掃除機で吸いながら行うので写真は撮らず。
C56. 完成電源基盤裏  洗浄後防湿材を塗る
C57. 修理中 絶縁シート、幾つかの溶解した痕跡あり。
C64. 修理前 入力RCA端子基盤裏
C66. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏  半田を全部やり直す。 フイルムコンデンサー2個増設
C67. 完成RCA端子基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C91. 修理前 電源ケーブル取り付け部
C92. 修理後 電源ケーブル取り付け部
C101. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線
C102. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
C103. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線
C104. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
C105. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線
C106. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
C107. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板
C108. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
C121. 交換した部品
C131. 修理前 下から見る
C132. 修理後 下から見る
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定。
    「見方」。
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定。
   下段中央 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル表示)。
   上段左端 交流電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用。
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力。
   上段中右 交流電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用。
   上段右端 オシロ=出力波形表示、 赤表示=R出力、黄色表示=L出力。(実際にはRL交流電圧計の出力「Max1V」を観測)。
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定。
   下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定。
E21. R側SP出力電圧34V=144W出力 0.01%歪み 1000HZ
E22. L側SP出力電圧34V=144W出力 0.01%歪み 1000HZ
E23. R側SP出力電圧34V=144W出力 0.01%歪み 400HZ
E24. L側SP出力電圧34V=144W出力 0.01%歪み 400HZ
E3. 完成  24時間エージング、 左は YAMAHA CA−S1
                       9500mr1v
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