Scientific Fidelity Trillium 修理
平成14年10月210日到着 11月19日完成
  • A.修理前の状況
      症状としては低域出ず入力大きくなると歪みます、それと ボソボソ音が出る時があります。

  • B.原因
      製作時、半田付けしてなく差し込んであるだけ=多分忘れた

  • C.修理状況
      定電源基盤修理
      AMP基盤の修理
      配線手直し、補強
      経年劣化による各部ハンダ補正

     
  • D.使用部品
      整流ブリッジ
      抵抗

  • E.調整・測定

  • F.修理費  48,000円    通常修理


A−1.修理前 出力・歪測定
          終段真空管KT−88の片側1本が動作していない、動作はかなりA級に近いAB級
A−2.修理前 下から見る 電解コンデンサ−のパレ−ド、ステンレスシャ−シ使用
          コンデンサ−は700V400μ(2パラで2カスケ−ド)に仕上げ
A−3.修理前 定電圧電源AMP基板
          OP−AMP+TR(トランジスタ−)3個でバイアスをコントロ−ルしている
          入力が低いときはA級並バイアス、高くなるとB級に近く、動的バイアス回路
          前段のプレ−ト抵抗が、値が異なるので、この動作未点検
          しかし、製造技術は最低、この基盤を取り出すのに、右の大きいコンデンサ-を取らないと外せない
          もう1つのネジは左の白い放熱器を取らないと外せない
A−4.修理前 LEDを下から照射している=心憎い演出
修理状況
C−1.修理中 取出した定電圧電源基盤、 何とKT−88まで直流点火!!
          整流ブリッジダイオ−ド交換 
C−2.修理中 左下の緑のグリッドの抵抗のハンダ付け忘れで、プレ−トの抵抗焼損 (付いているのは仮)
          このシャシもスペンサ−が足らず、ネジを併用する
          馬鹿でかい白い円筒形は結合コンデンサ−=名板が無い
C−3.修理中 バラックで仮測定
          出力 22V=60W 歪み率=3% 入力電圧=3.5V  400HZ。
C−4.修理後 デール抵抗を使用 引き出し線が太い
C−5.修理後 電解コンデンサー増量
C−6.修理後
E.調整
E−1.出力/歪み測定・調整
E−2.出力 19V=45W 2.2%歪み率 400HZ。
E−3.出力 19V=45W 2.2%歪み率 1000HZ。
E−4.出力 23V=66W 歪み率=3% 入力電圧=4V 1000HZ
E−5.出力 23V=66W 歪み率=3% 入力電圧=4V 400HZ
E−6.完成、上から見る
                         trilliue
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