Michaelson & Austin TVA−1. 9台目修理
寸評
  • 音を聞くと、初めTR(トランジスター)AMPと思わせる、これ真空管AMPと疑う!
    この巨大(強力)なトランスがその原動力でしょう
    マッキンのMC60/275の「出力トランスの特殊サンドイッチ巻き+カソード帰還」による、
    高域の歪みの軽減の音とは対照的な、力強いく荒々しい低音の音が光ります
    真空管AMPの中では、一度は聞きたい機種です
2016/5/20持込   8/26完成
A. 修理前の状況
  • 20年ほど前に愛知のサウ**ピットさんから中古で購入したものです。
    この20年間、仕事が忙しいこともあってそう頻繁に聴いていた訳ではありませんが、一応継続使用しています。
    その間、真空管の交換は一度もありませんが、何とか使用に耐えてはいます。
    3年ほど前から電源投入の数秒後、左チャネルから軽いハム音が発生するようになりました。(すぐに消える。)
    また、常にブツブツというノイズが出るようになりました。
    そろそろ真空管を初めとして各部品も寿命と思います。
    私自身の年齢相応に(或いはそれ以上に)私の耳も劣化しているので、現在それほど不便を感じている訳ではありませんが、 このままでは間もなく間違いなくダウンしますので早急にオーバーホールしたいと思っています。

B. 原因
  • 経年劣化。


T. 修理前点検測定

U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定

V. TubeTester HickokTV−2B/Uによる購入真空管測定

O. 出力トランス点検
  • 現在オークションでは直流抵抗を測定して、良否を表示しているが、完璧ではありません。
    正確には、交流電圧を入力し、各巻き線の出力電圧を点検する。

C. 修理状況
  • 修理状況
    終段(KT−88)USソケット・前段MT管ソケット交換。
    フイルムコンデンサー交換。
    電解コンデンサー増量・交換。
    高圧電解コンデンサー増量・交換。
    整流ダイオード交換。
    電源SW交換。
    SP端子WBT0765WBT0735に互換)。
    RCA端子交換。
    配線手直し、補強。
    突入電流抑制回路(ヒーター予熱時間を兼ねる)組み込み。
    ゴム足交換。
    電源コードを3.5スケアに交換。
    各KT-88のカソードにヒューズを入れる。これでKT88の短絡事故でも出力トランスが守れる。

D. 使用部品
  • フイルムコンデンサー                 9個 。
    テフロン絶縁金メッキUSソケット          4個。
    MTソケット                       4個。
    電解コンデンサー                  10個。
    電源SW(20A/125V)×2           1個 。
    整流ダイオード                     5個。
    WBT0765                      1組4個
    テフロン絶縁RCA端子                1組2個
    高圧電解コンデンサー                2個。
    ゴム足                          4個。
    電源コード2芯3.5スケア         2m(本体からプラグまで約1.2m)。
    3Pプラグ(Panasonic WF−5018)         1個。
    突入電流抑制回路基板                  1個。
    200mAヒューズ                      4個。


E. 調整・測定

F. 修理費  150,000円     オーバーホール修理。
                        但し、真空管は別途です。

S. Michaelson & Austin TVA−1 の仕様(マニアルより)


A. 修理前の状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 真空管を取り、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 下蓋(ケース)を取り、下から見る
A31. 点検中 KT−88のカソード抵抗が7W→10Wに交換されている! 大きい事は良く無い!
                     KT−88のカソード電流200mAで47Ωの場合W=1.88W
                     KT−88のカソード電流300mAで47Ωの場合W=4.23W
     抵抗はKT88を守る為に、焼ける場合あり、無闇に大きくするのは回路が理解出来ていない
A32. 点検中 位相補正コンデンサー。 空中配線!
A33. 点検中 左側位相補正コンデンサー。
A34. 点検中 右側位相補正コンデンサー。
A35. 点検中 電源SWが交換されている。 日本製(3A)で容量不足。純正は15A。
A36. 点検中 電源コードプラグが日本製(10A)交換されている。純正は15A。
A41. 点検中 USソケット比較。 左=削りだしソケット。 右=タイトソケット。
A42. 点検中  中国製大型USソケット比較。
               タイト部が厚すぎて、シャーシの厚みが出ない。 Kt88が抜けてします!
A51. 点検中 高圧コンデンサーの頭。
A52. 点検中 高圧コンデンサー比較。
           上=付いていた物 800μF/400WV、 下=交換する物 2200μF/400WV。
A53. 点検中 高圧コンデンサー比較。
           下=付いていた物 800μF/400WV、 上=交換する物 3300μF/400WV。
A61. 点検中 入出力RCA端子郡。 テフロン絶縁RCA端子に交換可能。WBT−0201は定価で工賃込み。
A71. 点検中 SP接続端子。 WBT0765WBT0735互換)と交換可能。工賃込み特別価格=1.5万。
A81. 点検中 電源コード。 3Pインレットに交換可能。
                      FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
A91. 点検中 3.5スケアの電源コードに交換可能。プラグは(Panasonic WF−5018)。
A92. 点検中 3.5スケアの電源コード。 PSE合格品なので被服が分厚い!
A93. 点検中 3.5スケアの電源コード。 PSE合格品なので被服が分厚い!
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T1. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T2. 1kHz入力、R側SP出力電圧22V=60.5W出力、 4.17%歪み。
             L側SP出力電圧18V=40.5W出力、 8.97%歪み。
            「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T3. 10kHz入力、R側SP出力電圧23V=66W出力、 6.075%歪み。
              L側SP出力電圧21V=55W出力、 3.19%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
O. 出力トランス点検。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
       1次インピーダンス=3.5kΩ(P1−B1間+B2−P2間)。
       2次インピーダンス=8Ω。
       インピーダンス比=3.5kΩ/8Ω=437.5、 巻き線比=20.92。
       2次8Ω端子にAC5Vを入力すると、
       1次巻線P1−B1間電圧=P2−B2間電圧=104.6V/2=52.29V。
O1. 右側出力トランス測定。
    2次入力5.05V、P1−B1間=52.3V、P2−B2間電圧=53.2V
O2. 左側出力トランス測定。
    2次入力5.04V、P1−B1間=52.2V、P2−B2間電圧=53.0V
C. 修理状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C10. 修理中 トランス保護する
C11. 修理前 前段AMP基板
C12. 修理後 前段AMP基板 真空管ソケット4個、電解コンデンサー5個、フイルムコンデンサー4個交換
C13. 修理前 前段AMP基板裏
C14. 修理(半田補正)後 前段AMP基板裏、 銅箔への配線を表へ移動する。
C15. 完成前段AMP基板裏 不要なフラックスを取り、洗浄し、コート液を塗布する。
C21. 修理前 整流・バイアス基盤 左側のダイオードに電解コンデンサー液漏れの跡がある=黄色の部分。
                                            安全の為のフューズが取り除かれている! 
C22. 修理後 整流・バイアス基盤。
                         フューズ増設、整流ダイオード5個、半固定VR4個、電解コンデンサー5個交換
C23. 修理前 整流・バイアス基盤裏
C24. 修理(半田補正)後 整流・バイアス基盤裏。 引き出し線は基板表へ移動。
C25. 完成整流・バイアス基盤裏 不要なフラックスを取り、洗浄し、コート液を塗布する。
C31. 修理前 高圧電解コンデンサー下端子回り
C32. 修理後 高圧電解コンデンサー下端子回り 
C32. 修理後 突入電流(ラッシュ・カーレント)の抑制回路(ヒーター予熱時間を兼ねる)。     詳しくはこちら
C41. 修理前 RCA端子
C42. 修理(交換)後 RCA端子
C51. 修理前 SP端子
C52. 修理(交換)後 SP端子 WBT0765を使用
C61. 修理前 電源コード取り付け
C62. 修理後 電源コード取り付け
C63. 修理中 3Pプラグにケーブル取り付。 差し込み固定が一般ですが、時計方向に巻き付けると良い。
           上のK線=巻き付いた端側、 下の白線=挿入した側。
           これで差し込み固定の3倍位接触面積が増し、接触抵抗が低くなる。
C64. 修理中 3Pプラグにケーブル取り付。差し込み固定が一般ですが、時計方向に巻き付けると良い、反対側。
           上の白線=巻き付いた端側、 下のK線=挿入した側。
           これで差し込み固定の3倍位接触面積が増し、接触抵抗が低くなる。
C65. 完成 3Pプラグにケーブル取り付。 被覆部も十分に差し込む。
C66. 完成 3Pプラグにケーブル取り付。 被覆部も十分に差し込む、反対側。
C67. 完成 3Pプラグにケーブル取り付。 電線を十分に差し込む。電極側から見る。
C68. 完成 3Pプラグにケーブル取り付。 電線を十分に差し込む。電極側から見る、反対側。
C69. 修理中 電源ケーブル端末処理。
C71. 修理前 KT−88ソケット
C72. 修理(交換)後 KT−88ソケット
C73. 修理前 KT−88ソケット裏配線
74. 修理後 KT−88ソケット裏配線。
            KT−88のカソードに200mAヒューズを入れます。これで、出力トランスが安全です。
C81. 修理前 電源SWが交換されている。 日本製(3A)で容量不足。純正は15A。
C82. 修理中 電源SWが交換されている。
            左=交換する(20A/125V)×2、 右=付いていた(3A/125V)×2。
C83. 修理後 電源SW。 片切りに変更し(20A/125V)×2=40A。 接点を並列接続しても、遮断容量は2倍にはならないが、片方の接点ががアークを引き受ける事になり、他の接点の劣化が少ない。
C91. 修理前 左側位相補正コンデンサー。
C92. 修理後 左側位相補正コンデンサー。
C93. 修理前 右側位相補正コンデンサー。
C93. 修理前 右側位相補正コンデンサー。
C91. 交換部品
CA1. 修理前 上から見る
CA2. 修理後 上から見る
CA3. 修理後 真空管を挿し、上から見る
CA4. 修理前 下から見る
CA5. 修理後 下から見る
E. 測定・調整。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 0.658%歪み。
             L側SP出力電圧25V=78W出力、 0.745%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 0.582%歪み。
              L側SP出力電圧25V=78W出力、 0.708%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 0.551%歪み。
               L側SP出力電圧25V=78W出力、 0.521%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 0.591%歪み。
              L側SP出力電圧25V=78W出力、 0.605%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 1.078%歪み。
              L側SP出力電圧25V=78W出力、 1.49%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 1.62%歪み。
               L側SP出力電圧25V=78W出力、 2.08%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. 20kHz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 1.66%歪み。
              L側SP出力電圧26V=84.5W出力、 2.00%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E28. 50kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W出力、 6.16%歪み。
              L側SP出力電圧10V=12.5W出力、 7.13%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
              この当たりから、出力トランスの影響がでます、 Michaelson & Austin TVA−1 の仕様(マニアルより)参照。
E3. 残留雑音、 R側SP出力電圧=0.2298mV。
            L側SP出力電圧=0.568mV(1000mV=1V)。
  • 初段がECC83(12AX7)差動プッシュプルです。共通カソードになっていて、差動回路として動作します。
    よって、ヒーターからのハム・ノイズの影響が有りますので、出来るだけ、ヒーター・カソード間の絶縁特性の良い物を選別して、使用してください
    トランスレス真空管TVが全盛の時代には、良い製品が沢山製作されましたが、現在ではその様な需要が有りませんので、選別で探すしか方法が有りません。
    又、真空管の性能(増幅率等)には関係有りません。
      
E41. 完成 電解ブロックコンデンサーに遮熱板を付ける。 菓子箱で製作。
E42. 完成 電解ブロックコンデンサーに遮熱板を付ける。 対流が起き易い様に、後ろは開ける。
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
U1. KT88 4本(2ペア)。左から1本目、、4本目。
       Ep=420V、G2=420V、Eg1=−48V、Ip=70〜72mA、Isg=7.4〜9.2mAの測定結果付き
       真空管ハンドブック(規格表)の相互コンダクタンス=11500μmho
       「Ep=250V、Esg=250V、Eg1=−15V、Ip=140mA」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
U10. KT88 4本(2ペア)。左から1本目、、4本目。
U11. 1本目 KT88。  Gm測定=5000μ、Ip=58.7mA。
       Bレンジ=15000μmhoレンジでの測定。 測定条件「Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−15V」
U12. 2本目 KT88。  Gm測定=9500μ、Ip=91.2mA。
U13. 3本目 KT88。  Gm測定=10000μ、Ip=97.6mA。
       Bレンジ=15000μmhoレンジでの測定。 測定条件「Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−15V」
U14. 4本目 KT88。  Gm測定=10500μ、Ip=94.5mA。
U2. 12AT7の測定。左から1本目、2本目。
       真空管ハンドブック(規格表)の12AT7相互コンダクタンス=6000μmho
       「Ep=250V、Eg1=−12V、Ip=10mA」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30Receiving Tube Manual、1966実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
U21. 12AT7−1本目ユニット1測定。 Gm測定=2250μmho、IP=7mA。
        測定条件「Ep=250V、Eg1(Rk=200Ω)」。 Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定。
U22. 12AT7−1本目ユニット2測定。 Gm測定=2250μmho、IP=7.75mA。
U23. 12AT7−2本目ユニット1測定。 Gm測定=4500μmho、IP=10.69mA。
        測定条件「Ep=250V、Eg1(Rk=200Ω)」。 Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定。
U24. 12AT7−2本目ユニット2測定。 Gm測定=5000μmho、IP=13.43mA。
U3. ECC83Sの測定。右から1本目、2本目。
       真空管ハンドブック(規格表)の ECC83(12AX7) 相互コンダクタンス=1600μmho
       「Ep=250V、Eg1=−2V、Ip=1.2mA」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30Receiving Tube Manual、1966実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
U31. ECC83−1本目ユニット1測定。 Gm測定=1600μmho、IP=2.19mA。
        測定条件「Ep=250V、Eg1=−2V」。 Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定。
U32. ECC83−1本目ユニット2測定。 Gm測定=1900μmho、IP=2.27mA。
U33. ECC83−2本目ユニット1測定。 Gm測定=1540μmho、IP=1.98mA。
        測定条件「Ep=250V、Eg1=−2V」。 Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定。
U34. ECC83−2本目ユニット2測定。 Gm測定=1600μmho、IP=2mA。
V. TubeTester HickokTV−2B/Uによる購入真空管測定。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
V10. KT88 4本(2ペア)。左から1本目、、4本目。左から1本目、、4本目。
       測定条件不明ですが、Ip=とGmの測定結果付き
       真空管ハンドブック(規格表)の相互コンダクタンス=11500μmho
       「Ep=250V、Esg=250V、Eg1=−15V、Ip=140mA」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
V11. 1本目 KT88。  Gm測定=13500μ、Ip=125.8mA。
       Bレンジ=15000μmhoレンジでの測定。 測定条件「Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−15V」
V12. 2本目 KT88。  Gm測定=12500μ、Ip=117.6mA。
V13. 3本目 KT88。  Gm測定=13500μ、Ip=123.3mA。
       Bレンジ=15000μmhoレンジでの測定。 測定条件「Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−15V」
V14. 4本目 KT88。  Gm測定=12500μ、Ip=118.5mA。
V2. 12AT7の測定。左から1本目、2本目。
       真空管ハンドブック(規格表)の12AT7相互コンダクタンス=6000μmho
       「Ep=250V、Eg1=−12V、Ip=10mA」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30Receiving Tube Manual、1966実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
V21. 12AT7−1本目ユニット1測定。 Gm測定=47500μmho、IP=10.33mA。
        測定条件「Ep=250V、Eg1(Rk=200Ω)」。 Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定。
V22. 12AT7−1本目ユニット2測定。 Gm測定=4750μmho、IP=11.13mA。
V23. 12AT7−2本目ユニット1測定。 Gm測定=4600μmho、IP=10.23mA。
        測定条件「Ep=250V、Eg1(Rk=200Ω)」。 Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定。
V24. 12AT7−2本目ユニット2測定。 Gm測定=4600μmho、IP=10.38mA。
V3. ECC83Sの測定。右から1本目、2本目。
       真空管ハンドブック(規格表)の ECC83(12AX7) 相互コンダクタンス=1600μmho
       「Ep=250V、Eg1=−2V、Ip=1.2mA」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30Receiving Tube Manual、1966実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
V31. ECC83S−1本目ユニット1測定。 Gm測定=2300μmho、IP=2.43mA。
        測定条件「Ep=250V、Eg1=−2V」。 Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定。
V32. ECC83S−1本目ユニット2測定。 Gm測定=2240μmho、IP=2.47mA。
V33. ECC83S−2本目ユニット1測定。 Gm測定=2400μmho、IP=2.55mA。
        測定条件「Ep=250V、Eg1=−2V」。 Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定。
V34. ECC83S−2本目ユニット2測定。 Gm測定=2300μmho、IP=2.47mA。
プレート波形を観測しながら測定する。
測定電源は安定化電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。
S. Michaelson & Austin TVA−1 の仕様(マニアルより) 
型式 管球式(終段KT−88 PP)ステレオパワーアンプ TVA−1
実効出力 70W+70W
周波数特性 20Hz〜20kHz ±0.2dB、 10Hz〜25kHz -1.0dB
出力帯域幅 8Hz〜45kHz
SN比 -88dB以上
高調波歪率 0.05%以下(1kHz、5W出力時)
入力感度/インピーダンス 750mV/100kΩ
出力インピーダンス 6〜8Ω
電源 AC100V、50Hz/60Hz
外形寸法 幅457mm×高さ190mm×奥行280mm
重量 約32kg
価格 \590,000 1979年頃
                       tva1-9-37
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